「終活を始めてみたいけど、どんなことをするのか分からない。」
あなたは今、そうお考えではありませんか。
そもそも「終活」が何を意味てしているのか分からない方や、終活自体は知っているけど具体的な内容までは知らないという方に分かりやすく説明していきたいと思います。
今回は、終活の言葉の意味から終活でやるべきことをまとめました。
終活のことを理解して、終活を始めるのにこの記事が役に立てば幸いです。
終活とは?
あなたは終活という言葉を聞いたことがありますか。
終活は「自らの人生の終わりに向けた活動」の略語と言われています。
「終活」とは自分の死と向き合い、自らの人生の終わりに向けた活動のことを指します。
終活の内容にこれといった決まりや順序はなく、その人の人生観ややりたい内容によって変わってきます。
今回は終活を行う多くの人が取り組むものとして具体例をあげていきます。
終活では何をするのか
終活の内容には、これを必ずしなければならないといった決まりや順番はありません。
終活において大切なのは、自分がどんな人生を送りたいのかといった人生観や、遺される身近な人にどんなことを残したいのかを考えることです。
では実際にどのようなことをすればいいのかを解説していきます。
エンディングノートを書く
エンディングノートは、自分の終末期や死後に備えて、遺される身近な人に伝えておきたい希望や情報を書き留めておくノートのことを言います。
遺言書と違って法的効力はありません。
書くことで気持ちが整理され、これからやるべきことを改めて発見することができたりするので、書いておいて損はないでしょう。
葬儀の準備
葬儀社や葬儀プラン、生前契約、遺影の撮影などを決定します。
葬儀の予算やどんな葬儀にしたいか、参列者なども具体的にイメージしていると良いでしょう。
遺影写真の撮影
遺影は葬儀の時に祭壇に飾られる写真のことを指します。
そのため、あなた自身にとって最後の写真となる遺影写真は、非常に重要な写真です。
人々の記憶に残るからこそ、元気な頃の一番の状態の写真を残したいですよね。
お墓の準備
霊園の決定、墓石やデザインを決定します。
予算や希望もありますし、こだわっていくと際限なくお金もかかってしまいます。
こだわりやポイントを自分の中で決めていきながらお墓のイメージをすることが重要です。
遺言書を書く
財産の相続などについて自分の意思を家族や周囲の人に残したい場合には、遺言書を書くのは非常に大切になってきます。
遺言書を正しく書けば、法律的な効力を持たせることができます。
ただし、遺言書の方式や体裁が、民法の規定にしたがっている必要がありますからしっかりと下調べや準備をすることが重要になります。
身の回りの整理(生前整理)
生前整理は、不要なものを処分したり、財産の整理、家族に受け継いでもらいたいものを選別することを指します。
残されたご家族様にすべて判断してもらうのも良いかもしれませんが、自分にとって思い入れがあったり家族に受け継いで大事にして欲しいと思っているものは本人にしかわからないことが多いです。
さらに残された家族が処分するにしても、非常に手間と時間がかかる作業になり、重荷になりやすいのも荷物の整理になります。
身の回りを整理することは、非常に心がスッキリすると言われており、最近では断捨離という言葉が浸透しているくらい世代に関係なく、身近な考え方でもあります。
まとめ
今回は、「終活」の言葉の意味からやるべきことまで分かりやすく解説しました。
「終活」は、自分の死と向き合い、自らの人生の終わりに向けた活動のことを指します。
また具体的には、エンディングノートを書いたり、葬儀やお墓の準備、遺言書を書くことが終活と言えます。
ただし終活の内容にこれといった決まりや順序はなく、その人の人生観ややりたい内容によって変わってきますから、どういったことをするかを考えるのも終活の一部と言えるでしょう。
今回紹介した内容を参考に、ぜひ皆さんも自分にとってベストな「終活」を実施していきましょう。
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